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日本存続指数ポータルサイト

教育・科学技術

日本の学校制度、児童生徒数、卒業後の進路、小・中学校の不登校、研究費と研究者の推移を、文部科学省・総務省統計局の公表資料に基づいて示します。

この分野は、日本存続指数(5分野)の対象に含めていません。教育制度や科学技術政策の優劣、学校・自治体・政党の評価は扱いません。 数値の増減の背景は、公表した機関の説明を引用する形にとどめます。

学校制度と法律

日本の学校教育の基本は、教育基本法と学校教育法が定めています。保護者は、子に9年の普通教育を受けさせる義務を負います(学校教育法第16条)。

学校の段階と修業年限
段階年数(標準)補足
幼稚園・認定こども園3年(3歳〜)義務教育ではありません。幼稚園は学校教育法、認定こども園は認定こども園法が定めます。
小学校6年義務教育(学校教育法第16条・第17条)。
中学校3年義務教育。小学校と中学校を一体で行う義務教育学校(9年)もあります。
高等学校3年(全日制)定時制・通信制は3年以上。中学校と高等学校を一貫して行う中等教育学校(6年)もあります。
大学4年医学・歯学・薬学(臨床)・獣医学の課程は6年(学校教育法第87条)。短期大学は2年または3年、高等専門学校は5年です。

不登校の児童生徒への支援は、「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(教育機会確保法、2016年)が定めます。 科学技術については、科学技術・イノベーション基本法が国の責務を定め、国は科学技術・イノベーション基本計画を策定します。 条文は、末尾の出典(e-Gov法令検索)で確認できます。

児童生徒数

学校基本調査(調査期日:2025年5月1日現在)の確定値です。小学校と中学校の在学者数は、いずれも過去最少でした。

小学校

581.2万人

前年度より12万9千人減。過去最少

中学校

310.5万人

前年度より3万6千人減。過去最少

高等学校

287.4万人

前年度より3万3千人減

幼保連携型認定こども園

87.6万人

前年度より1万8千人増。過去最多

出典:文部科学省「令和7年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値について」(令和7年12月26日)。在学者数は、2025年8月27日に公表された速報値を、確定値に更新したものです。 児童生徒数が減ることの意味(学校の統廃合、教員配置、地域の姿など)の評価は、本サイトは示しません。

卒業後の進路

高等学校(全日制・定時制)等を卒業した人が、その後どこへ進んだかの割合です。各年3月の卒業者に占める割合で、浪人など過年度の卒業者は含みません。

高等学校等卒業者の大学・短期大学への進学者の割合公表値

単位:%(卒業者に占める割合) 期間:2014年3月〜2025年3月の卒業者

2025年3月の卒業者では 61.4%(前年より 0.7 ポイント上昇、文部科学省は過去最高としています)。 掲載期間の最小は 52.9%(2014年3月)です。大学・短大には、通信教育部・別科・高校の専攻科への進学を含みます。

縦軸の単位:%(0から始まっていません)

表で見る
大学・短大への進学者の割合の推移(単位:%)
年(暦年)大学・短大への進学者の割合
2025年61.4%
2024年60.7%
2023年59.6%
2022年58.4%
2021年56.3%
2020年54.7%
2019年53.7%
2018年53.8%
2017年53.8%
2016年53.8%
2015年53.6%
2014年52.9%
基準日
2025/03/31
出典
文部科学省「令和7年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値について」(令和7年12月26日)
最終取得
2026/10/08 00:00

2025年3月卒業者の進路(卒業者に占める割合)

  • 大学(学部)への進学58.3%
  • 短期大学(本科)への進学2.6%
  • 専修学校(専門課程)などの専門学校への進学14.4%
  • 公共職業能力開発施設等への入学0.4%
  • 就職大学・専門学校等に進学した者のうち就職している者を含む13.8%

「大学・短大への進学」は、大学の学部・短大の本科のほか、通信教育部・別科・専攻科への進学者を含むため、上の2項目の合計とは一致しません。 このほか、専門学校(高等教育機関)を含む進学率(過年度卒を含む)は85.4%(前年度86.5%)です。

経済的な事情への支援として、2020年度に「高等教育の修学支援新制度」(授業料等の減免と給付型奨学金)が始まりました。文部科学省の推計・調査では、 住民税非課税世帯の進学率は、制度の開始前は40%(推計)、2024年度に63%、2025年度に73%です。年度によって調べ方が異なるため、年ごとの単純な比較はできません (算出方法は文部科学省の資料の注を参照してください)。

不登校といじめの認知

文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果です。調査は、年度間に30日以上欠席した児童生徒(長期欠席)を、理由別(病気・経済的理由・不登校など)に分けて数えています。このページの「不登校」は、そのうち理由が「不登校」に分類された人数です。

小・中学校の不登校児童生徒数公表値

単位:人 期間:2014年度〜2024年度

2024年度は 353,970人(小学校137,704人、中学校216,266人)で、 過去最多です。前年度(346,482人)からの増加率は2.2%で、前年度の15.9%より低くなりました。 児童生徒1,000人当たりでは38.6人(前年度37.2人)です。 2014年度(122,897人)の約2.9倍です。

縦軸の単位:人(0から始まっていません)

表で見る
不登校児童生徒数(小・中学校)の推移(単位:人)
年度不登校児童生徒数(小・中学校)
2024年度353,970人
2023年度346,482人
2022年度299,048人
2021年度244,940人
2020年度196,127人
2019年度181,272人
2018年度164,528人
2017年度144,031人
2016年度133,683人
2015年度125,991人
2014年度122,897人
基準日
2024/04/01
出典
文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(令和7年10月29日、令和8年1月16日一部修正)
最終取得
2026/10/08 00:00

新たに不登校になった児童生徒(小・中学校)

153,828人

前年度は165,300人。9年ぶりに減少

高等学校の不登校生徒

67,782人

前年度は68,770人

いじめの認知件数

769,022件

小・中・高・特別支援学校。前年度は732,568件。過去最多

文部科学省は、不登校児童生徒数が増えた背景として、児童生徒の休養の必要性を明示した教育機会確保法の趣旨の浸透、コロナ禍以降の保護者や児童生徒の登校に対する意識の変化などを挙げています。 また、いじめの認知件数の増加の背景としては、いじめの定義や積極的な認知への理解が広がったことなどを挙げています。認知件数は、実際に起きたいじめの件数そのものではありません。 本サイトは、増減の原因や、各学校・教育委員会の対応の評価は示しません。対策は、文部科学省の「COCOLOプラン」(誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策)などで確認できます。

研究開発

総務省統計局の「科学技術研究調査」は、企業・非営利団体・公的機関・大学等の研究費と研究者の状況を、毎年6月1日時点で調べています(2025年調査の対象は2024年度分)。

研究費の総額公表値

単位:兆円 期間:2015年度〜2024年度

2024年度は 23兆7925億円(前年度比7.9%増)で、4年連続の増加、過去最高です。 うち企業が17兆4303億円、大学等が4兆496億円、非営利団体・公的機関が2兆3126億円です。

縦軸の単位:兆円(0から始まっていません)

表で見る
研究費(総額)の推移(単位:兆円)
年度研究費(総額)
2024年度23.8兆円
2023年度22.0兆円
2022年度20.7兆円
2021年度19.7兆円
2020年度19.2兆円
2019年度19.6兆円
2018年度19.5兆円
2017年度19.1兆円
2016年度18.4兆円
2015年度18.9兆円
基準日
2024/04/01
出典
総務省統計局「2025年(令和7年)科学技術研究調査 結果の概要」(令和7年12月12日)
最終取得
2026/10/08 00:00
研究費の対GDP比公表値

単位:%(対GDP比) 期間:2015年度〜2024年度

2024年度は 3.70%(前年度より0.14ポイント上昇)。掲載期間の最小は3.31%(2016年度)です。 なお、人件費をOECDと同じ方法で算出すると3.44%です。GDPは内閣府の国民経済計算年次推計(2025年12月8日公表)を用いた値です。

縦軸の単位:%(0から始まっていません)

表で見る
研究費の対GDP比の推移(単位:%)
年度研究費の対GDP比
2024年度3.70%
2023年度3.56%
2022年度3.50%
2021年度3.42%
2020年度3.47%
2019年度3.43%
2018年度3.43%
2017年度3.36%
2016年度3.31%
2015年度3.43%
基準日
2024/04/01
出典
総務省統計局「2025年(令和7年)科学技術研究調査 結果の概要」(令和7年12月12日)
最終取得
2026/10/08 00:00

研究者数(2025年3月31日現在)

91.28万人

前年度比0.6%増。2年ぶりに増加し、過去最多

女性研究者の割合

19.0%

前年度より0.5ポイント上昇。過去最高

研究者1人当たりの研究費(2024年度)

2,607万円

前年度比7.3%増。4年連続の増加

主要国の研究費(2024年。OECDの購買力平価で換算、単位:億ドル。日本は年度)
国研究費(億ドル)
アメリカ9,556
中国9,155
日本2,322
ドイツ1,818
韓国1,437
イギリス1,062
フランス867
カナダ484
イタリア471

国際比較の値は、総務省統計局の資料(参考)に載っている、OECD「Main Science and Technology Indicators」の値です。日本は、大学等の人件費をフルタイム換算で補正した値で、 国ごとに統計の範囲や定義が異なります。研究費の多寡や配分の是非の評価は、本サイトは示しません。

出典と確認日

このページの数値は、2026/10/08に、次の公式資料(原本のPDF)で確認したものです。「過去最多」などの表現は、各資料の記述によります。制度の説明は、本サイトによる言い換えです。解釈や適用は、必ず原資料(条文)で確認してください。

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